2008/08/31

余市岳


メンバー:FUJIさん、アッキー、ゆきちゃん、たまちゃん

あまり大人数の山行は得意では無いのです・・・
が、いつもお世話になってるクマちゃんに、新人参加型の夏尾根企画をお願いされれば、断るわけにはいきません。。。

条件は札幌近郊。でも、手稲山も札幌岳も、果ては空沼岳も今年行ってる人いるしなぁ~。。。
そこで閃いた余市岳。
たくさん歩けるし、人気があるけどマイナーピーク(私基準。)

夏山ガイドは、林道終了点からのコースタイムですが、実際には林道は閉鎖されているので、+1時間20分程を見込まねばなりません。

さて、企画立案&案内から一週間、もしや参加者0の企画倒れか!?と不安な日々を過ごしていましたが、バビシェの新人、たまちゃんが参加表明。ほっと一安心です。。。ε~( ̄、 ̄;)ゞフー
















さて、私の道路選択ミスにより、やや遅刻気味に林道入り口に到着。
予定より、20分ほど遅れて元気良く出発です。
林道は快適で、女性3人が終始おしゃべりをしつつのハイキング。
林道終点からはFUJIさんを先頭に、 余市岳登山隊出発です。
途中、ちょびっと斜面が崩れたところや、渡渉なんかもあったりしてなかなかのもの。















延々と歩くこと数時間、稜線にあがってゴンドラ側への道との合流地点へ到着すれば、目の前に余市岳がそびえています。
若干のコルを挟んでいる為、
「え~!帰りは登り返しかよ~~~~!」
と不平を叫ぶFUJIさんを先頭に、山頂へアタック!
上の方からは、先行パーティーから「ヤッホー!ヤッホーーーー!」の連呼が聞こえてきます。
テンション高いね!!
まぁ、この景色ならテンションあがって当然かな?
ゲド戦記の1コマみたいです。
















やっと山頂!と思ったのも束の間、本物の山頂は300m向こうでした。orz

最後の登りで足がもつれかけていた、たまちゃんを励ましつつ、本当の最終アタック。無事に山頂到着です。ヽ(^o^)丿
たまちゃんも、よく頑張った!











山頂はハイマツに囲まれているため、それほど景観が良くなかったので、お昼御飯はニセピークで。
今回も山頂で淹れたてのコーヒーを美味しくいただきました!バヨネット最高!(⌒^⌒)b

一時間ほどの山頂休憩で元気を取り戻したたまちゃん、帰りは飛ぶような勢いで下ります。

最後は、日本の教育問題についてFUJIさんと激論を交わしつつ下山。
熱い人だったんっすねぇ。。。(;^_^A アセアセ・・・

前日までの雨で天候が不安でしたが、ピーカンの天気の中、気持ちよい山で気持ちよい登山を楽しめました。

帰りは、小樽のスープカレー、「アバンティ」にてセレブリッチな食事を楽しんで帰宅。
マジに美味いので、時間のある人は是非足を運んでくださいね!(^^)

2008/08/25

岳人デビュー(ひっそり。)

地味に、今月号の岳人に、鮮烈デビューを果たしています<( ̄- ̄)> エッヘン!
E野さんが投稿している、岳人写真倶楽部。別名バビシェコーナー。
そんな全国的なところに、私もひっそりと載ってしまいました(^_^;)
まぁ、私しかわからないような写真ですが!

紹介ついでに、今月の書評など。
先月から注目している新連載、「登山者・クライマーのためのセルフレスキュー技術」
これを読むためだけに買っても良いと思えるほど、実のある内容じゃぁないかなぁと思います。勉強になる事が一杯!

読み解いた上に、実際の岩場で実践してみるのはなかなか大変ですが、私のようなサンデークライマーにとって、重要な情報源です。
技術・情報の取捨選択は自己責任ですが、選択するためのソースは多い方がいいですからね。
山渓でも似たようなアプローチの記事、連載してくんないかなぁ・・・(ーー;)

他には、「最新自己制動ビレイ器の正しい使い方」なんかも、一読の価値あり。
ちょっとひねてる私は、Loryなんぞ使ってるので、あまり人に貸せないっすね。これ読んだあとだと。
グリグリとか使ってる人には、是非読んで欲しい。特に、事故についての寄稿なんて、考えさせられます。。。
この方、本当によく寄稿してくれましたね。
貴重な体験を有難うございます<(_ _)>

あとは、すっかり有名になった「デナリ南壁壮大な継続登攀」
こんな高度なクライミングは、今の私には望むべくもありませんが、いつかはチャレンジしてみたい山です。

岳人、最近興味ある内容が少なかったですが、ここしばらくは楽しめそうでgood!です (^ー^* )♪

2008/08/24

岩内岳

メンバー:ゆきちゃん

本当はこの週末、クワウンナイ川にて延々と続く滑滝を遡上しながら、ガキンチョ宜しく「ギャボ~~」などと意味のわからない雄叫びを上げつつ、少年の精神を持った中年が駈けずりまわる予定だったのですが、超緊急の仕事が入り、あえなく断念。

北海道最強との呼び声高い、噂の(推定)女性クライマー、姐さんとの初山行でもあったので、とても残念。。。orz
でもまぁ、ここしばらくは、考えられないくらいハッピーな事が続いたんで、ちょとくらい山行計画が狂うぐらいで丁度いいのかも。

とは言え、落ち込んでいると、「んじゃ、沢行けないなら山行きませんか?」との優しいお誘いが・・・
その言葉に甘え、職場から程近い岩内岳へLet's GOです。(^-^*)ノ

どうせなら、湿原通って目国内岳にも行きたいなぁ。岩内岳はホームグランドだし、何回登っても楽しい山だしねぇ。などと妄想に浸りつつ到着すると、ものっすごい強風。
   ビュゥゥゥゥξξξξξξξξξξξ (+_+ /)/ヒェ~~

いつもそれなりに賑わう登山口も、さすがに一台しか停まってません。

でもまぁ、行ってみてから判断するべぇ。という事で、元気に出発。 歩き始めてしばらくは、旧ゲレンデ跡を歩くため、遮蔽物がなくて寒い寒い!

雨具を着込み、先を急ぎます。

5合目付近で、先行していたと思われる、山盛りの熊鈴を付けたおじさんが下山してくるのに遭遇。
「上はきっと、凄い風だよぉ~。6合目で引き返してきたんだ。山頂は無理だと思うよぉ~。。。」
とのアドバイスを受け、しばし相談。まぁ、無理と思ったら引き返そう!との一致した意見で、先へ進みます。


7合目まで軽快に歩いていき、樹林帯の切れたところから広がる景色が素晴らしい!
ここから一望できる岩内平野は、なかなかの景色。
何回来ても、飽きることはありません(´▽`)

しかし、この辺から樹木が薄くなり、風の影響も徐々に厳しくなってきます。


こんな風だけど、どうする?と聞くと、
「山頂へ行きたいです!計画書には、ピークハントって書いたし<(`^´)>エッヘン」
との事・・・
いつもながら、ナイス・ガッツ。。。

8合目からはガレ場となる岩内岳。
強風に煽られながら進んで行くも、ちょっと洒落にならない強風が容赦なく体を持っていきます。
(体重だけ)ヘヴィー級の体を持つ俺で大変なのだから、体重半分(推定)のゆきちゃんは、もう飛んでいっちゃいそうな勢い。
先へ進もうとする彼女を説得し、今日のアタックは標高1000m付近で断念となりました。

アンヌプリの時も厳しいと思ったけど、ガレ場+強風の今回の方が、転倒したときの危険度が高いですからね。残念ですが、また次回!(^^)

ガクリと肩を落として歩くゆきちゃんと一緒に、足元に注意しつつ下山。
岩内岳は、また次回だね。

こんな、歩くことすらままならないほどの強風が吹き荒れる岩内岳は、10回以上登ってる私も体験したことがありませんでした。
夏山、低山だからって、山は山。
侮っちゃいかんよ、って事を学習できた、楽しい一日でした(^ー^* )フフ♪

2008/08/17

クライミング合宿<フリー編>

メンバー:昨日と同じ

写真が一枚も無く、すんません。。。

キャンプの証拠を残さないように撤収し、次なるクライミングエリアへ移動です。
太平洋側から、日本海側へ。この道中も、なかなか楽しい快適ドライブ。

目的地の赤岩峠へ到着したのは、10時半というのんびりクライミング。
こんな時間に開始なんて、山屋には考えられません・・・( ̄Д ̄;)

時間も無いしってことで、なんだか最近お馴染みになりつつある、ファイヤーマンへ。
マミーはロープなれしていないので、なんだか勝手が違うみたいです。
いつもの、切れのあるムーブが影を潜めています。( ̄ー ̄)ニヤリッ

ミドちゃんは、いつも通りのバランスの良いクライミング。流石だなぁ・・・

さて、この日の私の目標は、ファイヤーマン隣の「火の見やぐら(5.9)」をオンサイトする事。
ファイヤーマンでウォームアップ(?)してから、緊張しつつトライ!

スラブだし、ハング低いしで、どこで落ちてもグランドっぽいから怖いんですよね。
核心は唯一つ、上のハングを越えるところ。

めっちゃこぇ~よ~~~~と思いながら、なんか剥がれそうなハング上部のガバを頼りに、なんとか乗り越します。
この瞬間、初のオンサイト成功!
グレードが低くたって、嬉しいものは嬉しいです。やったね(^^)v

その後はトップロープにして、みんなで火の見やぐらを楽しんでお開き。
近所の定食屋で反省会(?)をしてから、解散となりました。

次は、「纏(5.10a)」のオンサイトトライですね。
あれにナッツを極めてくのかぁ・・・こえぇなぁ。。。(_ _。)・・・シュン
マイクロカムじゃぁ、ダメですか?と、内心ひよったり・・・はい。初登と同じスタイルなんですよね。
また次の機会に、気合でトライしますp(・∩・)q

2008/08/16

クライミング合宿<ボルダー編>

メンバー:マミー、ミドちゃん、ゆきちゃん、なっちゃん
北海道の夏は短く、ニセコのクライマー達の残り時間は、あとわずか。
だって・・・冬は雪山行っちゃうからね!
前日の雨もなんのその。当日は素晴らしい夏晴れでした!
午前中はいつも通り(?)のけだるい感じのダラダラ加減。
しかし、特攻隊長のマミーに火がつけば、ミドちゃん、なっちゃんにも飛び火します!
o(炎_炎)o ウォオオオッッ!!
特攻隊長を差し置いて、皆でトライしていた課題を落とすみどちゃん。
いつもながら、流石ですね!無理の無い、カッコイイ登り(・0・*)
これが、マミーの魂に火をつけ、日没近くまでトライを繰り返す事に。
私はすでに背筋の筋を痛め、やや意気消沈気味でしたが、マミーのクライマー魂は枯渇することを知りません。
夜のBBQの買出しに行って帰ってくると、無事に完登したマミーが放心していました。あんたも流石だよ、マミー!(^^)

夜は秘密の場所でテントを張り、深夜12時までBBQとお酒を楽しみます。
翌日は、マミーとみどちゃんが淹れてくれたコーヒーをいただき、次なるクライミングの地へ旅立ちます。

私自身には、こないだよりも数手進むことで、ちょっぴり自信を与えてくれた有珠ボルダー。
代償の背筋痛は厳しいけど、また今シーズン中に一度は来たいですね。

<日曜のフリー編へ続く。>

2008/08/13

ペルセウス座流星群

毎年話題の流星群。
昨年は、泣きの休日出勤と曇り空のダブルパンチで一つも見れず・・・

今年こそ!のリベンジ。12日深夜、極大点での観測を期待して神仙沼へ出発します。
晴れ男なのに、夜空はからっきし曇男の私は、今年も曇。

でも、曇り空の隙間からちょっとは観測できたので、良しとしよう!
流星群の御利益(?)で、ここ数年で一番いいことあったしね(^^)

来年は、神仙沼へのナイトトレッキングもしてみたいなぁ。
そんな、夏の夜更けでした(-.-)Zzz・・・

<参考リンク>
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20080811/index.html

2008/08/10

銭天フリー



メンバー:ゆきちゃん

ある日の昼下がり。NACの若き重鎮、マコト曰く、「銭天の岩場、カッコイイYO~!」などと言うものだから、行って来ました。銭天クライミングエリア。
銭天とは、銭函天狗岳の略称。

記録もほとんど無く、検索して出てくる情報もほとんど無い。かろうじて、ラリーグラスのブログに記事があったくらい。

会に計画書を出すと、会のベテランから色々と助言を受けますが、まずは自分の目で見てみないとね!

アプローチはおよそ1時間。こりゃ、フリークライマーは来ないわ。(^_^;)
でも、突然目の前に開ける岩場は、なかなかカッコイイ!

到着後、トポ図と見比べること1時間。残置ハーケンはほとんど腐れているし、終了点の状態は下からでは不明。

行ってみてから腐れハーケンしかありませんでした~ってな事にならないよう、唯一終了点が目視できた右端の「レジャークラック(5.9)」を試登。

どのハーケンも墜落荷重に耐えられそうに無く、久し振りにド緊張のリードクライムでした。

5.9のわりに、厳しいムーブだなぁ~、なにがレジャーじゃ!って思ってたんですが。
トップロープをセットして、ゆきちゃんに登ってもらったら、スルスルと終了点へ・・・

「あらら???」ってなもんです。流石だねぇ。(・0・。)

私もトップロープ回収便で登ったら、あっさり・・・とは行きませんが、かろうじてノーテン。
確かに5.9だね。こりゃ。

落ちれないプレッシャーが、体感グレードを押し上げてました。精神修養が足りません。>俺

終了点のわからない他のルートは、ハーケン、ナチュプロ類などの装備を整えてから、アルパインチックにトライしないと、降りて来れないかも。ってな事で、銭天フリーエリアの偵察を終えて山頂へ。
クライミング後に、「山頂へ行きましょう!(`0´)ノ 」と言うあたり、ゆきちゃんは山岳系フリークライマーだねぇ。
他のメンバーなら、「とっとと降りて、温泉^2」ってなところ。

きちんと整備すれば、私の今の実力に丁度良さげな楽しそうなルートが多そうなだけに、もっとアルパインスタイルで訓練して、再び挑戦しに来たい岩場でした。

2008/08/03

羊蹄山(比羅夫~京極)

メンバー:イッシーさん、よりちゃん

雨天に祟られたこの土日。本当は日曜日も岩に行きたくて、岩メンバーをダメ元で呼びかけようかな~なんて迷っていたその矢先。
バビシェのメーリングリストに、「日曜日、羊蹄山どう?」 のお誘い案内が。

送信の主は、バビシェの登攀マドンナ、いつも笑顔のイッシーさん。

日曜はどうせ雨予報だし、岩に行っても濡れてたら登れないし、羊蹄山近いし・・・
「そう、せっかく誘われたのだから、行かなきゃね!」と、世迷いごとを言いながら速攻参加表明。
メーリングリストだから別に私が誘われたわけでも無いのですが。。。
困ったものです。(; ̄ー ̄A

イッシー号と私の車があるので、京極登山口に一台置き、比羅夫に回って登山開始。
この日私と初対面だった、バビシェの新人会員のよりちゃん。
私を見て開口一番、「体力ありそうですね。」って(/_<。) 第一印象、それですか・・・orz

さて、雨天が危ぶまれましたが、出発時は曇り空。
リーダーのイッシーさんのGOサインで、登山隊出発です。

曇り空と昨日の大雨のおかげで気温低めですが、湿度が高く蒸し暑い!

よりちゃんも蒸し暑さにやられたのか、熱疲労で軽い吐き気を催します。

リーダーの指示でポカリ補給と休息を取ると、回復しましたが!

熱中症さえ克服してしまえば、後は快適な普通の山道。
5合目付近から小雨もぱらつき始めますが、蒸してるよか、かえって快適。

随分と休みながら登った気もしますが、山頂到着はコースタイム通り。
あまり山頂で記念写真を撮るタイプではないのですが、せっかくなのでパチリ。 そんな写真イラネとか言わないように。ヾ(▼ヘ▼;)

この日は、雨天のわりに景色が良いのが不思議。晴れてても、ガスってて視界ゼロの時もあるものね。

いつもの事ですが、お鉢は風が強く、濡れた体は強烈に冷えます。

雲海を眼下に納めながら行動食を食べたら、下山開始。




帰りは京極ルートより。
8合目ぐらいまではガレ場が続きますが、この後の泥道の事を考えると、ガレ場は幸せだったかも・・・
一歩一歩慎重に歩みを進め、無事に雨天の羊蹄山を終える事ができました。皆さん、お疲れ!

雨天の中、美女二名と行く夏山ハイク。
岩に登れない天候の代償としては、随分と得した贅沢な一日でした。
バビシェに入会したら、良い事あるかもよ!d( ̄  ̄)



2008/08/02

大沼散歩

本日は赤岩でファイヤーマンにリベンジの予定だったけど、生憎の雨。
土日とも雨なんて、ついてないなぁ(w_-;


とてもじゃないけど、岩が乾きそうにないから、さくっと中止。切り換えが大事。
気分を変えて、ニセコの大沼まで散歩してきました。


道中は霧っぽい雨がパラつくものの、楽しい沼巡りコース。他に人も無く、貸切り状態!
調子こいてグングン行こうと思ったら、木道で思いっきりこけたと言うのは内緒です。
すげー恥ずかしかった・・・(x_x;)


ニセコのHaleで、ナイスなランチをいただいた後は、NACでクライミング。
雨だけに人もたくさん居て、にぎやかなロープクライミングを久々に堪能しました。


NACでロープは2ヶ月振りかな?

で・・・全然登れない!もうちょっとロープの練習したいけど、一人でできない悲しいスポーツなのでした。。。
みんな、もっとロープやろう!(´;ェ;`)
そして、おらを鍛えてくれ!
そんな叫びが、NACウォールにこだまするのでした(-∧-)合掌・・・