2008/11/30

チョーク・ボール

山にも岩にも行かない週末。
雨降ったから、なんだかスキーも足が遠のく。。。

う~ん、家で過ごす週末なんて、相当に久し振り。
どのくらい久しぶりかなぁ~って調べてみると、8月の第4週以来。
その前は・・・となると、2月の第1週。
うわぁ。。。我ながら山と岩に行き過ぎですね。

なんにしろ、珍しく家に居るわけですから、夏にお世話になった岩のギア類をお掃除など。
で、穴の開いた靴下を見て、はたと閃いたのです。
これ、チョークボールになりそうだね!

靴下チョーク・ボールの有用性と経済性は、ガクマーが証明済み。
あとは、アイディアをパクッて、オリジナルのBIGなチョーク・ボールを!

で、細引きとシュー・ロックを投入し、5分ばかりチクチクした結果が写真のチョークボール。



もうちょい、小さくしても良かったかもね。
ジムで試してますが、なかなかGOODな使用感。コスト0円が嬉しいです。
メトリウスのチョークボールなんかよりも、チョーク補充しやすいし、今のところ不満無し。
チョークの出具合も、なかなかヨロシイ!

みんなも真似して良いよ!(^ー^* )♪


(注):原料の靴下は、洗濯済みです(^_^;) 

2008/11/23

2009シーズン 初滑り!


木曜、金曜とドカ雪!
初雪以来の温暖な気候で、すっかり雪解けが進んでたニセコの山々も、一気に本格冬山模様ですo(^o^)o
金曜の夜には、ヒラフ、ニセコビレッジ、アンヌプリと、次々土曜営業開始を告げる中、お仕事で駆けつけられず・・・(w_-; ウゥ・・

で、心機一転、日曜日は朝からヒラフへ!

キング第3からベースまで、ほとんど滑走可能。
予想よりも遥かに良い雪質に、期待は膨らみっぱなし!
センター4を降りて、いざ今年のファースト・ラン・・・あれ?スキー板って、こんなに重かったっけ?
あれれ~なんて言いながら、すってんころりん。

むむむ。やはり、体を徐々にならしていかないと危ないったらありゃしない。~(-゛-;)~

で、二本目からは慣らしモードで。無理しない無理しない。もうおっさんなので。。。

この日は、テレマーカーを本当に良く見かけます。
見てたら面白そうなんだよなぁ。。。やりたいけど、先立つものがねぇ。


午前中の良い雪が終わったら、午後からはやや荒れのバーンを滑走。
ロープ制限されたスーパーコースは、パウダー狙いのスキーヤーとボーダーに荒らされ放題。
まだまだ岩が見えてるから、怪我しないでね!(^_^;)

この日は、昨年の12月よりも良いコンディションで滑ることができ、大満足のうちに終了。
気付いたらもう3時過ぎてました。

さて、ハイシーズンまではまだ時間がある事だし、テレマーク・デビューを果たすべきか否か。冬のボーナスはどうなのか?
もうちょい、スキー用品店をのぞきながら、テレマークやってみたいなぁなんて考える日々が続きそうです。
悩みすぎて、ボーダーになっちゃったりしてヽ( ̄▽ ̄)ノ 

2008/11/16

アイゼン訓練 小樽赤岩


メンバー:バビシェMC員7名

小雨降りしきる中、アイゼン訓練に参加。
今年初のアイゼン登攀。んでもって、昨年末のアイゼン訓練以来のアイゼン登攀だったりもします(^_^;)

( こんな雨の中、岩なんて・・・しかもアイゼンだし!軍手だし!!(;´д`) )
などと、心の中でトホホと思いつつ、佐藤代表のレクチャーを聴いて、まずは登らねばね!!

奥リスに3本のトップロープをセットして、各自登攀開始。

なんとなく空いていたディエードル・ルートを登り始めます。
しかし、雨のせいか、もろいこともろいこと。
持つとこ、足を置くとこ、片っ端から浮いてます( ´△`)

こわいやら、雨で手が滑るから力が入るわ・・・
で、フラット・ソールと違って、平らな面のフットホールドが核心になってしまうのです。アイゼンは。。。
面がツルツルすべすべだと、アイゼンを置くところが無い!(w_-; ウゥ・・

で、困ったなぁ~えい!ってやると、案の定フォールしちゃいました。
アルパインは、フォール厳禁!ビレイしてくれてたイッシーさん、すみませんでした<(_ _)>

修行不足、経験不足。んでもって、アイゼン捌きもなっちゃいないの三重苦。
三回目ですからねぇ~。。。

ノーマル、フランケはノーテンで抜ける事ができ、ちょいとほっとしますが、時間は相当にかかってます。
アルパインはスピードも命。要修業ですねぇ。
ディエードルはもう一度トライするも、もうちょい上部でやっぱりテンション。。。
あぁ~、苦手意識がついちゃうなぁ~。

13時半までトップロープで登ったところで、用事があって帰宅せねばならなかったので退散。
その後の登り込みに参加できないのは残念でしたが、こんなんじゃぁリードなんてできません。
練習あるのみ!なんでしょうが、どこでどうやって練習しようか…c(゚^ ゚ ;)

雨にもかかわらず、登りはじめたら熱くなって夢中になってしまう、晩秋の赤岩でした。


2008/11/15

夏岩納め in 小樽赤岩

メンバー:ガクマー

もう晩秋もいいところ・・つぅか、一部積雪し始めた今日この頃。
楽しませてもらったフリーの岩場にも、今シーズンのお別れをしなければ!ってな事で、前日雨降りにもかかわらず赤岩へ行きました。
目標は、ファイヤーマンのRP成功!

天気予報がイマイチだったせいか、わりと天気が良いにもかかわらず44フェースは貸し切り状態。
おはよう・おやすみでアップを終えて、ベルボトムには来年成長した姿で戻ってくると誓い、ファイヤーマンへ。

すると、向こうから赤岩の仙人こと、N道さん登場!
御挨拶すると、他に誰も居ないのでカニ岩ボルダーをやっていたとの事。
誰も居ないなら、一緒にファイヤーマンでも・・・とお誘いし、ヘボな私のクライミングを監督していただける事になりました。

ファイヤーマンのフェイスはやや湿っているものの、トップロープにすればトライあるのみ!(`0´)ノ
1トライ目は、核心ムーブのチビ・ポケットが湿っていてつるり落ち。。。
仙人に一度お手本を見せてもらい、指導をうけながら2トライ目・・・は、なかなか良いぞ!惜しくもワンテン。。。
3トライ目は、なかなか良い感じのムーブで核心をこなしました!
ガクマーも自分なりのムーブを完成。

赤岩仙人からは、「二人ともリードできるムーブだよ。ムーブは固まったから次回はリードだね!」っと、お褒めの言葉(^^)v
今日はしけしけのフェイスで、リードトライできず残念・・・
来年の春には、ここにも成長した姿で戻ってくるのだ( ̄‥ ̄)

この後は、仙人にナメコスラブのムーブや、カニ岩の遊び方を教えてもらいつつ、仙人の登攀遍歴などを聞いちゃったりして、一日を大満足で終える事ができました。


赤岩どころか、仙人まで貸切だなんて、超ラッキーな楽しい夏岩収めでした(^ー^* )♪


2008/11/09

登山研究集会に初参加

第37回「北海道登山研究集会」なる行事に参加してきました。
「北海道勤労者山岳連盟」という山岳連盟が主催する集会で、私の所属する「バビシェ・マウンテン・クラブ」はここに加盟しているんです。

集会は4つの分科会から構成されていて、どれか一つは参加するようにバビシェ代表からの大号令。
会にはいろいろとお世話になっている身なので、遠くニセコより出張ってみました。

出席する分科会は、一番人気が無さそうな第1分科会、「山岳会の今を考える」。
サブタイトルに、「会員の高齢化と消えた若者の実像を追う。」とあり、重そうな内容です。。。

内容は、半分はパネリストの報告、もう半分は出席者を交えての座談会。
これがもう、脱線することはなはだしい。思い出話や自慢話、パネリストに至ってはオバマ政権に批判が飛んじゃうくらいの脱線ぷり。

で、会のタイトルが「山岳会の・・・」だから、山岳会の若者を増やすには?を考えるのかと思ったら、山岳会にこだわらず、山に来てほしいのだ!という、一般論的な話に。
「山には若者多いですよ。羊蹄山とか。別に山岳会がどうこうしなくても・・・。」って意見を出したら、「いやいや、もっと難しくてすばらしい山に来てほしい。そのためには山岳会に・・・」って、おいおい。。。(-"-;A ...
結局は山岳会に入ってほしいのね。

ちょいちょいと発言しましたが、まぁとにかく、発言したら大概は反論される集会でした。
おいらのは単なる意見なのだから、反論するんじゃなく、そういう意見もあるのだなぁくらいにしといてくれりゃぁいいのにさ。

そんで、都合5時間も話し合って何一つ決まらず。
「ここで話し合った事を各会に持ち帰り、話し合ってくださいね。」ときたもんだ。(゚ロ゚;)!?
てっきり、「連盟としては~~と決めたので、後日各会へ伝達して・・・」との流れになると思ったのに、なんだこりゃ~って感じ。(ノ_-;)

「各会で話し合う」って、これに出席してない会はど~すんだ。

大体、登山文化を伝えるなんて使命感に燃えてるみたいだけど、後から振り返ったら文化になってるんであって、一部の山関係の偉い人があーだこーだ言ったって、どうにもならないよ。
伝わる必要のある文化は勝手に続いていくし、必要の無い文化は淘汰される。それが文化ってもんでしょうよ。

登山の良さ、楽しさを若者に伝えたいなら、草の根活動を連盟の主導で各会が展開しなきゃいけないんじゃないのかなぁと思う。
若手登山家の減少を、ニートやら就職難やら、果ては自然と触れ合う機会が減ったからだのと、訳知り顔で語ってるようじゃ、100万年話し合っても解決しないね。

残念ながら、この分科会に出席した事で、山岳会(の元締め?)の現状がかえって良くわかりました。
そして組織登山を続ける事に対して不安を感じ、いつまで組織に留まっていられるかなぁって、帰りの電車で随分と悩んじゃいました。結論は内緒。

なんか気分が悪くなったので、最後の全体集会はパス。
せっかくの秀岳荘セールも、あまり真剣に物色する気分にはなれなかったです。

山にいる山岳会系のベテラン登山家は、皆特徴的で一緒に話をすると楽しくて、大好きな人が多いのになぁ・・・

唯一、小樽労山の御年配の方が、胸のすくまっとうな意見を発してくれた。
こういう人も、ちゃぁんと居るんだなぁと思ったのが今日の救い。ε-(;ーωーA フゥ…

全体的に愚痴っぽい文章で、すんませんでした(´;ェ;`)ウゥ・・・