2008/06/14

窓岩リッジ~小樽赤岩~

メンバー:FUJIさん(CL)、E野さん、俺

先月の赤岩入門フォローに続く、バビシェMC登攀企画山行、「赤岩登り込み」
我ながら、「また赤岩かよ!(▼O▼メ)」と突っ込みたくなる連続赤岩企画。
メンバーは、バビシェMCの最強サイヤ人ことE野さんと、山野井さんを敬愛するアルピニストのFUJIさん。

目指すルートは、赤岩で登った事がある人ならば、誰でも必ず目にする“窓岩リッジ!”
いつか登りたいなぁ~と思っていた人工登攀ルートに、早くも挑戦できるとは感激の極み(/_<。)

まずは小岩塔でアブミ操作の練習をしてから、いざ窓岩。

超危険なアプローチを乗り越え、取り付きに到着。
手元の赤岩本には、
「赤岩の岩稜中で最高の長さと悪さを持ち、安易に取り付けるルートではないが、登るに十分価値がある・・・」
と紹介されているロングルート。期待せずにはいられません。

1P目:Ⅲ+ 20m
人工登攀への期待を膨らませつつ、特に難しいところなし!
土付きの岩なので、ビレイヤーは落土に注意。。。(x_x;)

2P目:A2 20m
サイヤ人E野さんがリード。
人工登攀の最初のボルトがすでにヤバイ!んでもって2手目も浅打ち!
恐る恐るアブミに加重していくE野さん・・・
セカンドで登っていくも、確かに強烈!フォローだから思い切って行けるけど、リードする自信はまだ無いかも(-_-;
でも、アブミ操作自体は快適で楽しい!
無心になって、架け替え、乗り換え、架け替え、乗り換え・・・
いかにもアルパイン!ただ、抜け口が悪く、人工からフリーに変化する戸惑いもあり、やや手こずる。
人工登攀って、不安感と安心感の両方を同時に味わう、新感覚の登攀。

3P目:Ⅴ 10m
FUJIさんがリード。
Ⅴ級と言っても、実際にはそれほど難しくは無かったです・・・が!
やはり人工からフリーに移ると、自分の手足で自分を保持する事に違和感と不安感を感じます。
気分的には、確かにⅤ級!
まじ、恐る恐るの登攀になりました(+o+)

4P目:Ⅳ 30m
E野さんリード。
ハングを抱くようにしながらトラバースする、緊張感あるルート。
でも、岩がしっかりしていて、窓岩登攀中、一番楽しんで登れた快適ルート。
なかなかいいね!この辺から、時間も押してきて、Hurryモードへ突入。





5P目:右ルンゼ Ⅳ 20m

ここもE野さんリード。
セカンドで登っていくと、見た目以上に悪い。
プロテクションがあまり取れず、結構ランアウトしてました。





6P目:草付きルート 10m?

そこら中、全部浮石!
落石させないよう、慎重に加重していく必要があって、とても緊張・・・






7P目:Ⅳ 20m

「ヒデ、最後リードさせてあげる。窓岩くぐって終了点だよ。」
窓岩をくぐるクライマックスをリードさせてくれるなんて・・・(/_<。)
よし、行くぞ!っと思ったのもつかの間。。。
めちゃスッパリ切れ落ちてますけど(;´Д`A ```
写真は、最強の高度感に、躊躇しているところ。
だって、初手までちょっと遠いし、その間一枚岩でつるっつるだし・・・
カンテに手をかけ、えいや!で初手を取る。取ってしまえばガバだから、そのホールドに再度の勇気で体を預ける。
おいおい、この瞬間、なんか俺カッコイイんじゃないか!
ま、誰も見てないけど(´・ω・`)
完全なる自己陶酔のうちに、トラバース終了。
窓岩くぐって終了というのは、なんとも気分が良かったです♪


心配した天気も最後まで崩れず、確かに「登るに価値あるルート」でした。
人工登攀ルートは、ちょっとリボルトしたい感じですが。
バビシェがお金持ちになったら、リボルト事業などいかが?( `ー´)ノ

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