本当はこの週末、クワウンナイ川にて延々と続く滑滝を遡上しながら、ガキンチョ宜しく「ギャボ~~」などと意味のわからない雄叫びを上げつつ、少年の精神を持った中年が駈けずりまわる予定だったのですが、超緊急の仕事が入り、あえなく断念。
北海道最強との呼び声高い、噂の(推定)女性クライマー、姐さんとの初山行でもあったので、とても残念。。。orz
でもまぁ、ここしばらくは、考えられないくらいハッピーな事が続いたんで、ちょとくらい山行計画が狂うぐらいで丁度いいのかも。
とは言え、落ち込んでいると、「んじゃ、沢行けないなら山行きませんか?」との優しいお誘いが・・・
その言葉に甘え、職場から程近い岩内岳へLet's GOです。(^-^*)ノ
どうせなら、湿原通って目国内岳にも行きたいなぁ。岩内岳はホームグランドだし、何回登っても楽しい山だしねぇ。などと妄想に浸りつつ到着すると、ものっすごい強風。
ビュゥゥゥゥξξξξξξξξξξξ (+_+ /)/ヒェ~~
いつもそれなりに賑わう登山口も、さすがに一台しか停まってません。
でもまぁ、行ってみてから判断するべぇ。という事で、元気に出発。

雨具を着込み、先を急ぎます。
5合目付近で、先行していたと思われる、山盛りの熊鈴を付けたおじさんが下山してくるのに遭遇。
「上はきっと、凄い風だよぉ~。6合目で引き返してきたんだ。山頂は無理だと思うよぉ~。。。」
とのアドバイスを受け、しばし相談。まぁ、無理と思ったら引き返そう!との一致した意見で、先へ進みます。

7合目まで軽快に歩いていき、樹林帯の切れたところから広がる景色が素晴らしい!
ここから一望できる岩内平野は、なかなかの景色。
何回来ても、飽きることはありません(´▽`)
しかし、この辺から樹木が薄くなり、風の影響も徐々に厳しくなってきます。
こんな風だけど、どうする?と聞くと、
「山頂へ行きたいです!計画書には、ピークハントって書いたし<(`^´)>エッヘン」
との事・・・
いつもながら、ナイス・ガッツ。。。
8合目からはガレ場となる岩内岳。
強風に煽られながら進んで行くも、ちょっと洒落にならない強風が容赦なく体を持っていきます。
(体重だけ)ヘヴィー級の体を持つ俺で大変なのだから、体重半分(推定)のゆきちゃんは、もう飛んでいっちゃいそうな勢い。
先へ進もうとする彼女を説得し、今日のアタックは標高1000m付近で断念となりました。
アンヌプリの時も厳しいと思ったけど、ガレ場+強風の今回の方が、転倒したときの危険度が高いですからね。残念ですが、また次回!(^^)
ガクリと肩を落として歩くゆきちゃんと一緒に、足元に注意しつつ下山。
岩内岳は、また次回だね。
こんな、歩くことすらままならないほどの強風が吹き荒れる岩内岳は、10回以上登ってる私も体験したことがありませんでした。
夏山、低山だからって、山は山。
侮っちゃいかんよ、って事を学習できた、楽しい一日でした(^ー^* )フフ♪
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